JAWS-UG初心者支部の勉強会に参加してきました。
今回はLT盛りだくさんでした。
レポートします。
概要
JAWS-UG 初心者支部#14 「AWS Night school」
以下引用。
JAWS-UG初心者支部第14回勉強会開催!
AWSをこれから活用したい人や一緒に勉強する仲間が欲しい人を主なターゲットとしています。
AWSへの理解を深めていただくお手伝いをすることはもちろんのこと、みなさまがより楽しく学び、よりステップアップしていくためには不可欠となる、初心者支部の卒業→JAWSの他支部へと巣立つためのお手伝いをします。
内容 | 講師 |
---|---|
AWS Night school | AWSJ 亀田さん |
ライトニングトーク | – |
AWS Night school
AWS Night schoolとは
「AWSome Day」という1日のセッションを100分に濃縮したセッション。
全3回のコースで、今回は第2回「RDS・S3」。
第1回はこちら
[blogcard url=”https://chariosan.com/2018/08/24/jawsug_beginner13/”]
※「AWSome Day」はAWSの基礎トレーニングコース「AWS Technical Essentials 1」の座学セッション無償版。
S3
S3とは、AWSが提供するオブジェクトストレージ。
s3のおさらい
- インターネット対応のストレージ
- HTTPSでアクセスが可能
- ユーザからは事実上無制限の容量
- 従量課金(つかった分だけ課金される)
- データ耐久性 99.999999999%
主に、静的なコンテンツ(商品画像等)の置き場に使う。
しかし、OSにマウントすることはできない。
コンテンツ取得の際は、CLIまたはSDKを使用する。
静的コンテンツの置き場として、EBSよりS3をおすすめする理由
- コスト
- S3はEBSに比べて10倍の費用対効果
- 耐久性
- S3:99.999999999%
- EBS: 耐久性は定義されていない
S3の可用性は99.99%。オブジェクトが3つ以上のデータセンターに複製される。
なお、お客様に無断で海外のデータセンターにコピーされることはない。
S3では、バックアップを行えない。
ユーザの誤操作などによるオブジェクトの削除には、バージョニング機能をで対策する。バージョニングの世代数分課金される。
標準のs3の他に、AWSには以下のオブジェクトストレージがある。
GlacierとS3低頻度アクセス
- Glacier
- データアーカイブ用のストレージ
- テープ装置のようなイメージ
- S3低頻度アクセス
- 低頻度でアクセスされるもの用のストレージ
- 大量データの一時的な置き場として使う
詳細な比較は、こちら
ライフサイクルポリシーで、保存期間に基づいてオブジェクトの移動や削除ができる。
RDS
RDSとは、フルマネージド型のRDB。
6つのDBエンジンをサポート
Aurora,Mysql,MariaDB,PostgreSQL,Oracle,SQL Server
マネージドサービスのため、バッチ適用、バックアップ、マルチAZをあらかじめできるようになっている。
OSへのログインができない。
その影響で、バイナリをDBにいれる必要があるソフトウェアなどが使用できない。
5分間隔で自動のバックアップを行っている。(デフォルトは有効)
100GBで作成した場合、100GB分のバックアップを無償で保存できる。
スナップショットのクロスリージョンコピーが可能。(スナップショットを作成して、別リージョンで同様の環境を再現できる)
リードレプリカ(読み取り専用のコピー)を作成可能
商用環境では、マルチAZを使うこと。(シングルはSLA対象外)
Aurora
- AWSが再設計したDB
- 信頼性
- ディスク3本死んでも読み込みができる
- 拡張性
- 64TBまでディスクがシームレスに拡張
- データベースクローニング
- 実体のないクローンを作成できる。読み込みはマスターをみにいく。書き込みすることでその部分がクローンに作られる。
- クエリースループット
- キャッシュにヒットしやすい
ライトニングトーク
LT1:AlexaスキルでDynamoDBを使った minamo173さん
DynamoDBのお話。
今まで使用のイメージがわかなかったけど、LT聞いてユースケースが少しわかった気がします。
LT2:IAM PolicyやRoleあたりの使い方の話 woshidanさん
ややこしいIAM周りについてのLT。
きれいにスライドでまとまって勉強になりました。
LT3:サーバなしで立てるウェブサイト (S3+CloudFront) Nebutanさん
サーバなしで立てるウェブサイト (S3+CloudFront)
S3で静的ウェブサイトできることは、知っていたけどやったことはなかったです。
5万PVで8ドルと思ったより安めでした。
LT4:IDaaSを用いた複数AWSアカウントへのログインで良かったこと困ったこと 14kwさん
ちょうどマルチアカウント構成でAWS構築しようとしていたので、
規模が大きくなったらIDaaSも必要なんだなーと思いました。
Onelogin良さそうです。
LT5:怖くないクラウドインフラストラクチャサービス kitakatayamaさん
各サービスをオンプレにたとえてて、タイトルどおり怖くなかったです。
LT6:MFA、失くした ts03511さん
MFAなくすのは恐ろしいです。なくした際の、手順が説明されていました。
昔は、MFAなくしたら英語で電話してやりあう必要があったそうです。
今はコンソールからできるらしいです。
LT7:Go言語と事例で学ぶAWS Lambda yukpizさん
go触ってみたい。シンプルに書けるようです。
LT8:Lightsail 触ってみよう nagashi_ma_wさん
デモがあって分かりやすかったです。
EC2より、だいぶ簡単にサーバたてれることがわかりました。
LT9:初心者だからこそ使いたいBeanstalkで本番環境 bellks51さん
Beanstalkなんか難しそうなイメージありましたけど
簡単にできるようです。
LT10:TerraformではじめるInfrastructure as Code yusuke_yasuoさん
TerraformではじめるInfrastructure as Code
ちゃんとInfrastructure as Codeやってるとこ憧れます。
CloudformationよりTerraform使っているひとが多いんですかね。
LT11:JAWS初心者支部から
AWSの勉強方法についてのお話でした。
紹介されていた「AWSをはじめよう」丁寧でわかりやすそう。
所感
NightSchoolは「S3・RDS」でした。いい復習になりました。
前回に続きAurora凄い。
今回は、ライトニングトーク多めでした。
名前は聞いたことあるけど、使ったことのないサービスについていろいろ聞けて、勉強になりました。