こんにちは、ちゃりおです。
今回は、Cloudwatchについてです。
AWSを使っていればすぐ使えるので、とても便利なサービスです。
しかし、Cloudwatchは少し複雑なメトリクスの計測は苦手な印象です。
MetricMathを使うとより柔軟にメトリクスを計測できます。
ちゃりお
MetricMathについてです
MetricMathとは
CloudWatchのメトリクスに対して、算術演算した結果を表示できる機能です。
リクエスト成功率を計測してみる
MetricMathを使用して、リクエスト成功率を計測してみたいと思います。
リクエスト成功率はサイトの可用性の指標になります。
計算式について
計算式は以下です。
リクエスト成功率=成功したリクエスト数/総リクエスト数
ALBのメトリクスを使用します。
成功したリクエストは、総リクエストからサーバ側で失敗したリクエスト(5xxError)を引いたものを使います。
メトリクスから確認
Cloudwatch>メトリクス>ApplicationELB>AppELB 別メトリクス

上記の画像のように、計算結果を表示することができます。
テストように雑に作ったALBなので、リクエスト成功率だいぶ低いですw
Targetからの5xx系エラーも含めるべきかもしれませんが、今回は含めていません。
ダッシュボードに追加
先程の画面上のアクションから、ダッシュボードに追加できます。
ダッシュボードに追加すると、継続的に確認できて便利そうです。
所感
仕事でリクエスト成功率を計測する必要があり、このやり方でやりました。
Cloudwatchしか監視ツールを使っていない環境でもできるのでお手軽にできました。

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