インフラ

[AWS]PrivateサブネットにあるRDSにアクセスする方法

Privatesubnet rds

こんにちは、ちゃりおです。

SaasのサービスからPrivateサブネットにあるDBに接続したいことがありました。
踏み台サーバのSSHポートフォワードでやりたかったのですが、Saasのサービスが対応していませんでした。

結局、PublicサブネットにそれようのDBを作るのが良さそうでした。
その際に、Privateサブネットに接続する方法を洗い出したので書いて見ます。

Contents

踏み台サーバを使用する

SSHポートフォワード

踏み台サーバからRDSに接続することが可能なら、SSHポートフォワードで接続することができます。

$ sudo ssh -L 3306:RDSのエンドポイント:3306 ec2-user@bastionのグローバルIPアドレス -i ec2のキーペア

RDSにSSHポートフォワーディングを利用して接続してみた

iptablesを使ってポート転送

SSHポートフォワードができない環境では、iptablesを使った方法があります。

ただ、AmazonLinux2にはiptablesが入っていないのでインストールする手間があります。

iptables で ポート転送

VPNを使用する

VPCとオンプレ環境でVPNをはる方法です。

必要な作業は2つです。

  1. VPC内に仮想プライベートゲートウェイを作成する
  2. カスタマーゲートウェイの設定をダウンロードし、対向側のルータに設定する

自宅とAWSをVPN接続してみた

DirectConnetを使用する

VPCとオンプレで専用線でつなぐサービスです。

AWS Direct Connect は、お客様の内部ネットワークを AWS Direct Connect ロケーションに、標準のイーサネット光ファイバケーブルを介して接続するサービスです。ケーブルの一端がお客様のルーターに、他方が AWS Direct Connect のルーターに接続されます。この接続を使用すると、パブリックな AWS のサービス (Amazon S3 など) または Amazon VPC への仮想インターフェイスを直接作成できるため、お客様のネットワークパスの中でインターネットサービスプロバイダーをバイパスできるようになります。AWS Direct Connect ロケーションとは、対応するリージョンでの AWS へのアクセスの中継地となるものです。パブリックリージョン または AWS GovCloud (US) の単一の接続を使用して、他のすべてのパブリックリージョンのパブリック AWS のサービスにアクセスすることができます。

AWS Direct Connect とは

まとめ

EC2につなぐとかだったらSSMを使うことも可能ですね。

Privateサブネットにつなぐにも様々な方法があります。
ユースケースにあったものを選んでいきたいと思います。

VPCアンチパターン
VPCをつくる前に見てほしいVPCアンチパターンこんにちは、ちゃりおです。 勉強会や資格勉強で、最近VPCについて考えることが多いです。 今回は、VPCを作成する際に個人的によくな...
RDSのVPCを 変更する方法
RDSのVPCを変更する方法を比較してみるこんにちは、ちゃりおです。 「VPC作ったけど、ネットワークの構成がいまいちで新しく作り直したい」と思うことありませんか。 僕は、最近...
入門 監視
監視に関わる人は一度は読みたい「入門 監視」こんにちは、ちゃりおです。 半分ほど、読んで積読していたのですがやっと読み終わりました。 印象的だったところを、紹介します。 ...