インフラ

AWS環境でのPardotのトラッカードメインの設定方法

pardot トラッカードメイン

こんにちは、ちゃりおです。

Pardotのトラッカードメインの設定でハマったので対処法について書きます。

Contents

Pardotのトラッカードメインの設定方法

Pardotのトラッカードメインとは

トラッカードメイン (CNAME) は、Pardot アセットへのアクセスを Pardot ではなく会社名でブランド設定するための設定です。

Pardot の DNS 設定に関するヒントと使用方法

設定は以下が必要です。

  • CNAMEレコード
    • 自社のドメインでpardotの画面にアクセスするための設定
    • 例)レコード名: go.hoge.com バリュー:go.pardot.com
  • TXTレコードまたは、ルートドメインのファイル追加
    • トラッカードメインの検証用のエントリ(所有者であることを示す)

ハマった点 トラッカードメインの検証がうまく行かない

トラッカードメインの検証が失敗しました。
Pardotの画面から検証ができるのですが、エラーメッセージは検証用のエントリがうまくいっていない様子でした。

最初はRoute53にTXTレコードで設定していました。
digで確認した感じも問題なさそうでした。

Pardotの設定を委託している会社に、うまく行かない旨を伝えても「””を外せ」「レコード名にルートドメインを入れるな」などRoute53の仕様上できないことしか言われません。

仕方がないので、ルートドメインのファイル追加で対応することにしました。

トラッカードメインの追加

対応策 ALBの固定レスポンスで表示

サーバ上にファイルを置くのも嫌だったので、ALBの固定レスポンスの機能でファイルの内容を表示しました。

上記設定したら、Pardotの検証も成功しました。
固定レスポンスはSorryページの表示などにも使えて便利ですね。

[新機能]EC2やS3不要!ALBだけでメンテナンス画面を表示するなど固定レスポンスが返せるようになりました!

まとめ

Pardotのトラッカードメインについてでした。
思わぬところでハマって時間を取られてしまいました。

ALBの固定レスポンス機能のおかげで成功しましたが、TXTレコードでなぜだめだったのかは謎のまま。

Amzonで「AWS」の本を見てみる

楽天で「AWS」の本をみてみる!!

aws saa
AWS初心者が3週間でAWSソリューションアーキテクト(SAA)を取った勉強法こんにちは、ちゃりお(@chari7311)です! 以前社内の事情でAWSソリューションアーキテクトを3週間で取るよう言われました。 ...
SPFのDNSルックアップでハマった件こんにちは、ちゃりおです。 gmail smtpサーバ、SPFの知識が不足してハマったのでまとめてみます。 用語のおさらい 本...
albデフォルトアクション -min
[AWS初心者向け]初めてALBを使うときに知っておきたいデフォルトアクションのことこんにちは、ちゃりおです。 ALBのリスナールールのデフォルトアクションについてです。 手動で作るときに、デフォルトアクションで気をつ...