こんにちは、ちゃりおです。
EKSの学習リソースで、AWS公式から提供されているEKS Workshopというのがあります。
一部やってみたので、内容について紹介します。
EKS Workshopについて
EKS WorkShopがおすすめな理由
- コンテンツが豊富(30以上?)
- レベル分けしてあってわかりやすい
- Beginer,Intermediate, Advanced
- 動画での解説もある
コンテンツの数がかなり充実していいます。
普通にEKSにサービスデプロイするようなコンテンツももちろんありますし、ArgoCDやAppMeshを導入するような内容もあります。
一部コンテンツは、動画での解説もついています。
手を動かす前に見ておくことで、理解度が深まると思います。
料金
以下のリソースに料金がかかります。
Cloud9とかは自動で停止されるので放置してもそこまで料金はかかりませんが、他は1ヶ月とか放置するとそれなりの金額になりそうです。
何回か分けてやる場合は、eks-ctlでクラスターのdeleteをこまめにしたほうがいいかもしれません。
- Cloud9
- EKSコントローラーノード
- EKSワーカーノード(EC2 t3.small × 3)
- eks-ctlで作成されるリソース(NATGWとか)
EKS WorkShop内容
Introduction
EKS Workshop:Introduction
k8sやEKSについての説明です。
ここでは特にハンズオンはありません。
ドキュメントへのリンクも張ってあって、k8sもよくわかっていない自分としては助かりました。
Start the workshop…/Launch using eksctl
EKS Workshop:Start the Workshop
EKS Workshop:Launch using eksctl
Cloud9上にワークショップ用の環境を構築します。
- Cloud9の準備
- WorkShop用のIAMユーザー準備
- Cloud9にeksctlやk8s関連のツールをインストール
- eksctlでEKSクラスターを作成
EKS検証用の環境構築は慣れていないと大変だと思いますが、こちらの手順であればコピペで簡単に環境を用意できます。
Deploy the Kubernetes Dashboard
EKS Workshop: Deploy the Kubernetes Dashboard
EKSクラスターの状態を確認できるダッシュボードをデプロイします。
ダッシュボードをデプロイして、kubectlでProxyを作ってアクセスします。
ダッシュボードにアクセスする際に、トークンが必要なのですがawscliのeksコマンドでトークンを取得してアクセスしました。
Deploy the Example Microservices
Deploy the Example Microservices
サンプルアプリケーションをデプロイします。
サンプルアプリケーションはこんな感じで、通信がグラフィカルに表示されます。
kubectlを使ってnode,crystal,rubyのアプリケーションをデプロイしていきます。
デプロイ後にPodの数を増やしたりする手順もあります。
ECSしか使ったことがなかったため、ManifestファイルでELBがシンプルに記述できることや、Podのスケールの速さに驚きました。
まとめ
EKS/k8s初心者ですが、特にハマることなくWorkshopを進められました。
手順がわかりやすくて更新もされているようで、おすすめのワークショップです。(動画と手順でk8sのバージョンが違っていた)
今後もコンテンツ増えそうなので、定期的にチェックしたいです。