キャリア

【体験談】SI系インフラエンジニア(エクセル職人)がWeb系SREに転職できた話

SIでレガシーなことをしていたインフラエンジニアが
モダンな環境を求めてがWeb系に転職した体験談です。

SIのインフラエンジニアでWeb系への転職を検討している人の、参考になればと思います。

Contents

転職を決意した理由

SI(エクセル職人)時代

つらい
新卒で入社したSIerでは、オンプレの運用・保守からキッティング、クラウドでの構築(aws)などを経験しました。
幅広く経験させてもらえましたし、先輩方もいい人が多く満足していました。

しかし、SI故にお客様やプロジェクトによってやり方がかなり違います。
レガシーなプロジェクト・お客様も多くありました。
構築や設定などより、エクセルで設計書作ったりエクセルにエビデンス貼ったりとほぼエクセルを触っていました。

保守の案件では期末に月次レポートや設計書を全て印刷する作業がありました。pdfにして500部と2〜3週間延々と印刷していました。
一日中印刷している私もみて、協力会社の人に「事務の人みたいですね」と言われました。

その一言にハッとして、「技術もつけずにダラダラしていたら一生コピー取りになってしまう」
と思い一度立ち止まって「本当にやりたいこと」について考えてみました。

理想をリストアップしてみる

やりたいこと・やりたくないことについて書き出してみました。

やりたいこと

自動化を推進して、サービスの成長を加速させたい

クラウドや構成管理ツール(Ansible,Terraform,Cloudformatino)は自己学習で使っていて
インフラをコード(IaC)にして自動化するのは楽しいと感じていました。

小規模の構築案件が多く、運用は別の会社のため前職は自動化には消極的でした。
自動化の目的は、リリースサイクルを高速にすることでビジネスを加速させることだと思っています。
ビジネスへの影響が与えられるエンジニアになりたいという気持ちがありました。

やりたくないこと

無駄なこと・不毛なこと

SI時代に「2−3週間ひたすら印刷」「1日中エクセルにスクショをはる」などの苦行がありました。
誰にも参照されない物を作るのは、無駄でしかないと思っています。
構成管理ツールで構築したAWSリソースにも、いつもやっているからという理由で「画面をエクセルにスクショをはる」作業をやらされました。

無駄な作業をやらずに、本質の部分に時間を使える仕事をしたいと思いがありました。

twitterや勉強会で情報収集をしていくなかで、Web系で自社サービスをやっている会社が理想にマッチしていました。

  • 自動化を推進して、サービスの成長を加速したい→自社でサービスを持っているところがよさそう
  • 無駄なことはしたくない→Web系ではエクセルでスクショを貼る作業がなさそう

転職エージェントに登録する

転職サイトを使う方法と転職エージェントを使う方法があるかと思いますが、私は転職エージェントを使いました。

新卒での就活は、手書きで履歴書書いたり色々な会社の説明会行ったり面倒だったのを覚えています。

転職の時は、「転職エージェント」を使えるので楽でした。

転職エージェントがやってくれること

  • 希望条件と現在のスキルから企業を紹介してくれる
  • 企業との日程調整などを代わりに行ってくれる
  • キャリアの相談にのってくれる
  • 履歴書、職務経歴書の添削を行なってくれる
  • ネットでは入手できない情報を得られる

転職エージェントは、紹介した企業から報酬を受け取るので、求職者はお金がかかりません。
また、求職者は他の転職エージェントに変えることも可能なので、転職エージェント側は求職者から信頼されたいと思っています。

そのため、利害関係も一致していて求職者の味方になってくれます。
転職活動を効率的に進めることができるので、おすすめです。

ちなみに、私は下記の転職エージェントを使いました。
業界最大手で、エージェントの方も親身に相談に乗ってくれる人が多いのでおすすめです。

レバテックキャリアをみてみる!!

https://chariosan.com/2019/01/09/levtech_career/

いきなり複数社に登録しない

転職エージェントに複数社登録をおすすめする人もいますが、私は最初は1社でいいと思います。
一つのエージェントでも、書類選考を10社ほど受けることになりますので、複数社登録すると負荷が高いです。

私は1社だけ登録しました。
参考までに、私の面接回数です。

書類通過:9社
一次面接:5社(4社は辞退)
二次面接:2社(2社は辞退、1社落ちる)
内定:2社

最初の方に志望度が高い企業が進んでいたので、辞退も多いですがピーク時では週3で面接を受けることもありました。
仕事しながらだと、割とハードなのでまずは1社登録をおすすめします。

個人的には登録して微妙だったら他のエージェントに乗り換えること方が、ハードにならなくていいとおもいます。

まとめ 転職しなくても転職活動するのはあり

ひので

転職についてよくしらなかったので、「面倒くさそう」という印象があり、行動するまで時間がかかりました。
実際は、転職エージェントの支援も受けれるし、面接もカジュアルなものだったので面倒臭さはあまり感じませんでした。

転職した結果だけではなく、転職活動のプロセスでも得られる物が多いので
「転職しなくても転職活動するのはあり」だとおもいました。

私が感じたメリットは以下です。

  • 第三者から評価を受けれる
  • 自分のキャリアを考えれれる
  • いろんな企業の人と話せて視野が広がる

特に評価を得られるのが良かったです。
自分のスキルの足りていないところがわかるので、現職に留まる場合でもいい経験になると思います。
逆に良かった点も教えてくれるので、日々の勉強のモチベーションに繋がります。

行動を早く起こすことを忘れずに、後悔がないよう日々生活していきたいです。

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