こんにちは、ちゃりおです。
以前から気になっていた「実践 AWS CDK – TypeScript でインフラもアプリも!」を読みました。
勉強になったので、内容を紹介します。
以下の人におすすめです。
- AWS CDKを初めて使う人
- CDKのTipsなど知りたい人
- CDKでサーバレスアプリケーションを作りたい人
- AWS CDKでとにかく何か作りたい人
目次
実践 AWS CDK – TypeScript でインフラもアプリも!
- 第1章 AWS CDKの概要
- 第2章 AWS CDKのはじめかた
- 第3章 TypeScript入門
- 第4章 Step Function入門
- 第5章 感情分析システムを作ろう
- 第6章 AWS CDKのデバッグとテスト
- 第7章 AWS CDKのCI/CD
- 第8章 AWS CDK Tips
- 付録 A
良かったところ
TypeScript入門も含まれている
2章ではなぜTypeScriptでCDKを書くのがおすすめなのかの理由が書かれています。
CDKはいろいろな言語でかけるので、何で書くのがいいか迷うと思います。
本書では、以下の理由からTypeScriptをおすすめしていました。
– 静的型付け言語(コードの入力補完や静的解析ツールが使える)
– 公式のサンプルもTypescriptが多い
TypeScript入門もあり、CDKを使う上で必要なTypeScriptの知識を得ることができます。
各種サービスの説明もある
感情分析システムではStepFunction、Lambda、Compreheadなど様々なサービスを使用します。
各種サービスの説明もあるので、とっつきやすいです。
個人的には、StepFunction・Comprehead使ったことがなかったので勉強になりました。
サービスを組み合わせてサーバレスでシステムを作っているので、サーバレスに興味がある人にもおすすめです。
CDKをチームで使う際のノウハウが書かれている
テストやCI/CDについても書かれているので、本番で運用していく際にも必要な知識を得ることができます。
リソース定義の分割・環境によってコンテキスト値を変更・機密情報の管理など実際に運用した際に、つまずきそうな部分についてもTipsが書かれています。
感想
実運用する際に参考になりそうなTipsがあるので、CDKを本番で使う上で一読しておきたい本だと思いました。
業務でもSnapshotテストとか、CI/CDとかやっていきたいです。
実践 AWS CDK – TypeScript でインフラもアプリも!